Java™プログラミング能力認定試験2級の合格率・難易度・受験者数
Java™プログラミング能力認定試験2級は、サーティファイ情報処理能力認定委員会が実施するJava特化のプログラミング検定です。2級は「Java™に関する一般的な知識を有し、小規模なプログラムが適切に書け、オブジェクト指向についての一般的な概念を理解している」レベルを認定し、テーマ別大問7問・90分の多肢選択式で出題されます。2000年開始・累計受験者8万名超の実績があり、個人受験は自宅から受けられるリモートWebテスト方式です。合格基準は得点率60%以上の絶対評価です。
合格率の推移
データ出所: サーティファイ情報処理能力認定委員会(Internet Archive保存)「試験概要(2021年4月16日時点・Wayback Machine保存版=2019年度平均合格率64.7%・2020年3月31日時点累計56,427名)」(取得 2026-06-11)。サーティファイ情報処理能力認定委員会が公式サイト「試験概要」で公表する年度平均合格率と累計受験者数(毎年3月31日時点)を当サイトが時系列に整理。いずれもJava™プログラミング能力認定試験全体(1〜3級合算)の数値で、級別の受験者数・合格率は非公表。受験者数は累計受験者数の前年度末からの増分(=当該年度の受験者数)として当サイトが算出。合格者数と平均合格率の算出方法は非公表。2019〜2024年度分はWayback Machine保存の同ページから収集。横軸は年度(例: 25 = 2025年度)。
受験者数の推移
データ出所: サーティファイ情報処理能力認定委員会(Internet Archive保存)「試験概要(2021年4月16日時点・Wayback Machine保存版=2019年度平均合格率64.7%・2020年3月31日時点累計56,427名)」(取得 2026-06-11)。実受験者数の年度合計。
Java™プログラミング能力認定試験2級とは
出題はJava SE8に準拠し、2級では3級の基礎文法に加えて、ビット演算子・シフト演算子・instanceof演算子などの演算子、ラムダ式、クラスの継承とインタフェース、オーバーライド・オーバーロード、総称(ジェネリクス)とコレクションクラス、パッケージ、例外処理(try〜catch〜finally・throw・throws)、スレッド、クラスライブラリ(java.util)までが範囲です。プログラムの読解問題が中心で、オブジェクト指向のコードを正確に追う力が問われます。
試験は2000年(平成12年)に始まった25年超の歴史を持つ検定で、累計受験者数は84,789名(2026年3月31日時点)にのぼります。専門学校・大学などの教育機関で団体受験が広く行われており、システム開発を志望する学生のスキル証明として定着しています。2021年からは個人向けの公開試験が自宅・在社で受験できるリモートWebテストに移行しました。
級別の受験者数・合格率は公表されていませんが、試験全体(1〜3級合算)の年度平均合格率は公表されており、2019〜2025年度はおおむね51.8〜66.8%で推移、直近の2025年度は66.8%でした。得点率60%以上で合格する絶対評価のため、出題範囲を着実に押さえれば合格できる試験です。
試験概要と日程
| 実施団体 | サーティファイ情報処理能力認定委員会(運営: 株式会社サーティファイ) |
|---|---|
| 試験科目 | Javaの文法知識(2級範囲・Java SE8準拠)、オブジェクト指向プログラミングの読解、パッケージ・例外処理・スレッド・クラスライブラリ |
| 合格基準 | 得点率60%以上 |
| 試験形式 | 多肢選択式・テーマ別大問7問・試験時間90分。個人受験は自宅・在社で受けられるリモートWebテスト、団体受験は会場でのマークシート形式またはWebテスト形式 |
| 実施回数 | 2級の公開試験(個人受験)は年2回(6月・1月)※3級は年3回。団体受験は随時 |
| 今後の日程 | 試験日 | 申込期間 |
|---|---|---|
| 第71回 | 2027年1月17日 | 2026年11月3日 〜 2027年1月10日 |
第69回(2026年6月7日・2級実施)は終了しました。第70回(2026年9月6日)は3級のみの実施のため、2級の次回公開試験は第71回(2027年1月17日)です。教育機関・企業の団体受験は随時実施されています。申込・受験の際は必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
出題範囲と出題傾向
出題はJava SE8に準拠します。2級の範囲は、ビット演算子・シフト演算子・instanceof演算子・ダイヤモンド演算子などの演算子、ラムダ式、クラスの継承とインタフェース、オーバーライド・オーバーロード、総称(ジェネリクス)とコレクションクラス、パッケージとクラスパス、例外処理、スレッド、クラスライブラリ(java.util)までと、3級の基礎文法から一段踏み込んだ内容です(3級の出題範囲を含みます)。
形式はテーマ別の大問7問・90分の多肢選択式です。認定基準は「Java™に関する一般的な知識を有し、小規模なプログラムが適切に書ける。オブジェクト指向についての一般的な概念を理解している」こと。継承やインタフェースが絡んだコードで「どのメソッドが呼ばれるか」を問うなど、オブジェクト指向の動きをコード上で正確に追う力が試されます。
対策は、公式のサンプル問題と、サーティファイ刊行の過去問題集での演習が王道です。文法知識を単体で覚えるだけでなく、クラスが複数登場するまとまった長さのコードを読み切る訓練を積んでおくと、90分で大問7問というボリュームにも対応できます。
難易度と勉強時間
級別の合格率は公表されていませんが、試験全体(1〜3級合算)の年度平均合格率は2019〜2025年度で51.76〜66.8%、直近の2025年度は66.8%でした。年度によって変動はあるものの、おおむね5〜7割が合格する水準です。合格基準は得点率60%以上の絶対評価なので、他の受験者の出来に左右されず、基準に達すれば全員合格します。
勉強時間の目安は50〜100時間です(編集部目安)。Javaの文法とオブジェクト指向の基礎を一通り学習済みの人なら、過去問題集とサンプル問題を中心に30時間程度の仕上げでも合格圏に届きます。プログラミング自体が初めての場合は、入門書でクラス・継承・例外処理まで理解してから過去問演習に入る進め方が確実です。
2級は継承・インタフェース・総称(ジェネリクス)といったオブジェクト指向のつまずきどころが本格的に出題されるため、「文法は知っているがコードが読めない」状態だと得点が伸びません。写経やトレース(オブジェクトの状態を紙に書きながらコードを追う練習)で、コードの動きを具体的にイメージできるようにしておくのが合格の近道です。
取得後のキャリアと活かし方
合格者にはオープンバッジ(デジタル証明)とデジタル認定証明書が発行され、履歴書やSNSプロフィールでスキルを客観的に示せます。受験者全員に成績を記載した「試験結果のおしらせ」がデータで発行されるため、不合格でも弱点把握に使えます。
2000年開始・累計受験者8万名超の実績があり、専門学校・大学のカリキュラムや単位認定に組み込まれている例も多い検定です。Javaは業務システム・Webアプリケーション・Androidアプリなどの開発現場で広く使われる言語で、こうした分野を志望する学生の就職活動や、新人エンジニアの基礎力証明に活きます。
上位の1級は「オブジェクト指向に基づく分析・設計(UML)により業務システムの流れを把握し、変更仕様に従ってプログラムの保守ができる」レベルで、PCを使った実技試験です。同じサーティファイのC言語プログラミング能力認定試験や実践Java™技術者試験(2017年開始)、国家試験の基本情報技術者試験と組み合わせて、プログラミング基礎力を多面的に示すのも定番のルートです。
試験制度の主な変遷
Java™プログラミング能力認定試験スタート
2000年(平成12年)に試験開始(公式沿革より・月は非公表)。以降25年超にわたり実施され、累計受験者数は84,789名(2026年3月31日時点)
株式会社サーティファイ設立
2001年に株式会社サーティファイが設立され、翌2002年に各認定委員会へ組織改編。以降はサーティファイ情報処理能力認定委員会が本試験を主催
上位試験「実践Java™技術者試験」スタート
2017年(平成29年)に実務寄りの「実践Java™技術者試験」が別試験として開始(公式沿革より・月は非公表)。本試験の級体系(1〜3級)はそのまま継続
リモートWebテストを導入
2021年から自宅で受験可能なリモートWebテストを開始。個人向けの公開試験は会場受験から在宅・在社のWeb受験に移行した
よくある質問
- Java™プログラミング能力認定試験2級の合格率はどのくらいですか?
- 2級単独の合格率は公表されていません。試験全体(1〜3級合算)の年度平均合格率は直近の2025年度で66.8%、2019〜2025年度では51.76〜66.8%で推移しています。合格基準は得点率60%以上の絶対評価です。
- 自宅で受験できますか?
- できます。個人向けの公開試験は2021年からリモートWebテスト方式になっており、自宅や会社のPCから受験します。2級の公開試験は年2回(例年6月・1月)です。
- 3級と2級のどちらから受けるべきですか?
- プログラミング自体が初めてなら、Javaの基本的な知識と簡単なプログラム作成を問う3級からが着実です。入門書1冊を終えてクラス・継承・例外処理まで理解できているなら、2級から挑戦しても無理はありません。2級はオブジェクト指向の一般的な概念を理解し、小規模なプログラムを適切に書けるレベルが認定基準です。
- どのバージョンのJavaで出題されますか?
- Java SE8で出題・解答します(公式の出題範囲に明記)。実務で新しいバージョンを使っている場合も、試験対策はSE8の文法・クラスライブラリを基準に行ってください。
- Oracle認定Javaや基本情報技術者試験との違いは何ですか?
- Oracle認定資格(Java SE認定)はJavaの開発元による国際的なベンダー資格、基本情報技術者試験はIPA(情報処理推進機構)が実施するIT全般の国家試験です。Java™プログラミング能力認定試験はサーティファイの民間検定で、級別に段階を踏んで受けやすく、教育機関での団体受験実績が豊富です。Javaを使う開発分野へ進むなら、これらと組み合わせるとスキルの裏付けが立体的になります。
出典
- 試験概要(Java™プログラミング能力認定試験)
- 出題範囲(2級)
- 公開試験案内・申込の流れ
- 2026年度 公開試験日程表
- 沿革(サーティファイとは)
- サンプル問題(C言語・Java™プログラミング能力認定試験)
- 試験概要(2021年4月16日時点・Wayback Machine保存版=2019年度平均合格率64.7%・2020年3月31日時点累計56,427名)
- 試験概要(2022年1月24日時点・Wayback Machine保存版=2020年度平均合格率52.2%・2021年3月31日時点累計60,410名)
- 試験概要(2023年1月16日時点・Wayback Machine保存版=2021年度平均合格率59.4%・2022年3月31日時点累計65,943名)
- 試験概要(2024年2月21日時点・Wayback Machine保存版=2022年度平均合格率51.76%・2023年3月31日時点累計71,902名)
- 試験概要(2024年7月20日時点・Wayback Machine保存版=2023年度平均合格率56.5%・2024年3月31日時点累計77,301名)
- 試験概要(2025年6月12日時点・Wayback Machine保存版=2024年度平均合格率63.1%・2025年3月31日時点累計80,995名)
本ページは公開・更新日時点の公開情報をもとに作成しています。試験日程・受験料などは変更される場合があるため、受験・申込にあたっては必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
「Java™プログラミング能力認定試験」はサーティファイ情報処理能力認定委員会(株式会社サーティファイ)が実施する検定試験です。JavaはOracle Corporationおよびその関連会社の登録商標です。当サイトは両社とは関係のない独立したメディアです。